英語ページの必要性

謝辞

PCクラスタを作成するのに文部科学省の科学研究費補助金を利用させて頂きました。皆様日本国民の税金から研究を支援する目的で国公立私立大学・研究所の研究者に配分される競争的研究費です。(申請した中のごく一部のみが採択されるのが競争的研究費です)。幸い、私は若手研究という分類の小額(小額といえど皆様からの血税であることは替わらない!)の研究費を頂き、研究活動に日夜取り組んでいるのですが、やはり、社会への還元も少なからず考えております。
ホームページを立ち上げて半年ちょっとが経過したのですが、当初の予測通り、大学機関からのアクセスがかなりの割合を占めております。しかし、驚いたことに企業関係者からのアクセスも少なからずありました。このような、コンピュータ初心者のホームページでも間接的に微力ながらも日本の企業研究のレベルの向上に寄与しているかもしれないと喜んでおります。一般的に科学研究を専門とする私たちは、世界の第一線で活躍すべく常に英語でのプレゼンテイション、論文発表を行っています。しかし、PCクラスタのセットアップ方法を記述した当ホームページはその流れから考えると日本語のみでの情報発信であり、研究者としては、いかがなものかという考えもあります。でも、PCクラスタを作成できたのは、文科省の研究費があってであり日本国民の税金があってであり、その成果を日本語で発信することも重要であると現在考えるようになっております。

若手研究という分類の小額の研究費にも係わらず、PCクラスタを構築することができるようになったのは、コンピュータの低価格化のおかげでありますが、その資本を出していただいたのは、文部科学省であり、税金を納めて頂いている日本国民であります。この場を借りて深く感謝いたします。

2007年1月30日
   十代 健

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