PCクラスタの電源

KNOPPIXでのミラーリングのページにも書いたのだけど、PCクラスタを構築する際に、まずマスターとスレーブが1台づつの2台の構成でプログラムのコンパイルなどをして、実行テストを行なった。そして、ちゃんと、PCクラスタが動くことを確認した後、4台に増殖させて、計算を始めたのだが、その時起こった問題です。

2台のときは、ちゃんと動いていたパソコンが4台にすると、重い計算(CPU利用率100%)を行なうと、しばしば、再起動が起こってしまいました。2〜3台まとめて再起動することもあれば、1台だけの場合もあり、自作の掲示板なんかを見ていたら、PentiumDの熱暴走??とか考えてしまいました。

結局、原因は、電源だったのです。

あまり高級な電源を搭載していないPCケース(そもそも電源付のケースというだけで・・)を購入したので、少しばかり、過酷な試練に対して貧弱だったようです。PCが2台の場合は、問題なかったのだけど、PCを4台に増やすと、消費電力も4倍となって、家庭用電源コンセントからの出力が若干低下していたようです。高級な電源を搭載していたマシンなら、電圧の低下をコンデンサ周りで吸収できるのでしょうが、自分が購入した電源では、不可能で、時折、電圧低下によるコンピュータの再起動が勃発していたのでした。

2台で十分テストしたときは、問題なかったので、全く異なる場所の家庭用コンセントから延長コードで取り回し、4台のPentiumDを2台と2台に分けて、電源を取るようにしました。それ以来、不意な再起動は起こっていないので、ちょっとした問題解決でした。
それにしても、PentiumDの消費電力が凄まじいことを感じた現象でした。

PCクラスタを構築する際は、消費電力も考えるように!!



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